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あらすじ/紹介 | 日露戦争(明治37年)に従軍した元陸軍兵・杉元佐一は、戦死した親友・寅次の「妻の梅子の眼病を治してやりたい」という願いを叶えるため、一攫千金を夢見て北海道の地を踏み砂金を採っていた。ある日杉元は、アイヌが秘蔵していた八万円(現代の価値にして約8億円)相当の金塊の噂を耳にする。アイヌから金塊を奪った男・のっぺらぼうは、収監された網走刑務所の獄中で、同房の囚人たちの体に全員合わせてひとつとなる入れ墨を彫り、金塊の隠し場所の暗号にしたという。4 d" U7 u9 Y3 B' P
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その後その囚人たちが脱獄したという話を聞きつけた杉元は、金塊探しを決意する。* L8 i6 `$ k! I, y; @" @5 R1 J
探索行についた杉元は、ヒグマに襲われた窮地をアイヌの少女・アシㇼパに救われる。アシㇼパの狩人としての技量と知識に感服し、さらにアシㇼパの父が金塊を奪われて殺されたことを知った杉元は、自身は親友の願いを叶えるだけの金を手に入れる代わりに、残りの金塊をアイヌの手に戻しアシㇼパの父の仇を討つことを条件に、アシㇼパに金塊探しへの協力を求め、行動を共にすることになる。
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入れ墨の手がかりを求めて向かった小樽で、杉元達は入れ墨持ちの囚人の一人を捕らえるが、同じく金塊を狙う陸軍第七師団の尾形百之助によって囚人を射殺され、尾形と戦う。さらに次に捕らえた入れ墨の囚人・白石由竹から、脱獄囚の中に死んだはずの土方歳三であるという噂の老人がいたと聞かされる。その土方歳三もまた、かつての盟友・永倉新八と合流し、元囚人にして不敗の柔道家・牛山辰馬を仲間に加えて、自らの理想を叶えるために金塊を追い求めていた。 y& k6 f( b; l' {! a1 n, ^
+ W3 t3 K% t2 ?. E% ]8 {$ { 杉元は第七師団の谷垣源次郎らの追跡を受けるが、アシㇼパの友である白いエゾオオカミのレタラの加勢で振り切り、アシㇼパのコタン(アイヌの村)に逗留する。アシㇼパのコタンでの平和な境遇を知った杉元はこれ以上危険に巻き込めないとして彼女を残して去るが、小樽の街で一人聞き込みをしていたところ第七師団の鶴見らに捕縛され尋問を受ける。絶体絶命の杉元だったが駆けつけたアシㇼパと白石の協力で辛くも危地から脱出し、改めてアシㇼパと白石と共に金塊獲得を目指すことになる。 | ; Z/ ~/ T8 O) d' W# D& X
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